私が島暮らし(移住)に失敗した理由

たった一年弱で島暮らし(移住)に失敗。その理由と改善策についての備忘録。

島暮らしの生活費は安くなかった話

島暮らしに失敗した理由として生活費が意外に高かったと書きましたが、これが原因で失敗したというより、ほぼ居候状態で同居していたので、両親に迷惑をかけてしまったな…という反省です。

 

両親と同居しながら島暮らしを始めましたが、もし、同居が難しいようなら近くに家でも借りて生活しようと思ってました。まー、今考えると、貯金もないくせによくそんなこと考えてたな…って感じですけど。

 

同居してすぐはお互いに気を遣っていましたが、やっぱり時間が経つといろいろありますよね…。一時は家を借りることを本気で考えていました。

 

それで、実家の近くでアパートを…と思ったら、アパート自体があまりないし家賃が高い。なら一戸建て…と思ったら、リフォームされた家は家賃が高いし、空き家状態の家はすぐに住むことが難しい。

 

そもそも、どちらもネットでの情報収集は難しくて、ほぼ口コミ。島というより田舎で住む所を探すのって本当に大変なんだな…と思いました。

 

家を借りることは断念して、実家から少し離れたところにある祖父母が住んでいた家に引っ越そうかと考えたこともありますが、やっぱり長い間空き家同然だったし、手入れがされていなかったので難しかったですね。

 

住まいの問題もそうですが、島は車社会で、車がないと生活が難しいのでガソリンや車関係の費用がかかる。日用品や食品も競合が少ないからなのか、輸送費の問題からなのか本当に高い…。

 

野菜は近所の農家の方に頂いたり、実家の家庭菜園で採れたものなどありましたが、旬の野菜以外はやっぱり高いです。

 

田舎の生活費って都会に比べて安いかと聞かれたら、思ったほど安くない、何なら高いくらいと答えると思います。

 

ただ、ほぼ皆さん車で行動するので飲み会などが少なく、交際費や被服費は減りました。それに、ほぼ毎日自炊で外食は数回しか行っていません。

 

あと、食料はほぼまとめ買いなのと、コンビニが近くになかったので、無駄なものを買う機会は減りました。まー、私たちの場合、島に来てからも嗜好品が止められなかったので、そのためにスーパーやコンビニに行ってましたけど…。

 

この記事を書きながら思いましたが、田舎は生活費が安いと勝手に思い込んでいたから高く感じたけど、こんなものかもしれませんね…。ただ、給料が安いので、やっぱり高く感じてしまいますかね…。

 

島暮らしの生活費をグッと抑えようと思ったら、まずは自炊する、お弁当を作る、嗜好品をやめる、お金のかからない趣味を作る…ではないでしょうか。

 

あー、私たちも嗜好品さえ止められてたらな…。もっと違った結果だったかもしれないな…。今頃思っても遅いけど、何とかしないとな…。