30代半ばで築15年ほどの中古住宅を購入し、昨年住宅ローンを完済しました。約15年で住宅ローンを終了し、これでやっと(金銭的に)楽になる…と思っていましたが、とんだ勘違いでしたよ…。
今回、移住を決めた時に自宅をどうするか旦那と相談しましたが、旦那が売りたくないと言うし、リフォームもしていないので賃貸に出すのも難しいと考え、「とりあえずそのままにして、移住してから考えよう」という話に落ち着きました。
これがね…、大失敗ですよ。まず、築30年でリフォームを一度もしていない我が家。購入時に内装のリフォームはされていましたが、他は全くだと思います(これを確認せずに購入してますからね…本当にバカだよな…)。
こちらに来てからは水漏れしていないか?、雨漏りしていないか?、庭が荒れて近所に迷惑をかけてないか?、(住所変更はしたけど)郵便ポストはあふれてないか?などなど本当に心配でした。
お金がないので業者に管理を頼むこともできず、結局、旦那の友人が定期的にポストに入ったチラシを捨ててくれたり、家や庭の状況を写真で送ってくれたりと本当に迷惑をかけてしまいました。
しかも、移住してからリフォームについて考えないとな…と思っていたのが間違いで、現金一括でリフォームできる貯金もないし、またローンか???と思ったけど、移住後の住所が実家になっているのでリフォームローンが組めるか分からない…。
今回、移住に失敗して関西の自宅に帰るので結果オーラオなんですが、自宅(リフォーム)に関して真面目に考えようと思い、まずはレビューが良かったこちらの本をネットで購入(島には本屋が一軒しかないので、実物がすぐに見られないのがついらですね…)。
昨日から2回読みましたが、感想は…「かなり落ち込んだ」です。良い意味(?)で本当に落ち込みました。内容は築年数ごとにどんなリフォームが必要になるかが書かれていますが、築30年で一度もリフォームしていない我が家…、やばいです。
今までも時々リフォームに関する記事をネットで読んだりしていましたが、私のように無知で無計画な人は「リフォームで私好みの理想の家を手に入れる」的なフワフワした記事や本を読んでいる場合ではなかった…と反省しました。
こちらの本の最初に、美しく使い勝手を良くするためにするリフォームとはマンションの話…と書かれていて、そこでまずはポロリと目から鱗が落ちましたね…。リフォームって内装のことって思ってましたよ…。
築30年の我が家にとってやらなければいけないリフォームって、まずは屋根、壁、水道管…、そこからですよ。でも、その他にもやった方がよいリフォームとか、やりたいリフォームとかあって、いったいいくらかかるんだって感じです。
最後に具体的なリフォームメニューが書かれていますがフルコースだと1300〜1400万円くらいになるそうです。自宅はもっと狭くてフルコースまでは無理だと思うけど、それでも500〜1000万円くらいにはなるんでしょうね…。
やっと終わった住宅ローン、でも今度はリフォームローンか???住宅ローンが終わってやっと楽になったと思ったのに…。耐えられるかな、私???
あーもう嫌!本当に私はバカだな…。まーでも、ぼやいてばかりいても始まらないので、今できることをやっていこうと思います。