私が島暮らし(移住)に失敗した理由

たった一年弱で島暮らし(移住)に失敗。その理由と改善策についての備忘録。

ダメな私でもできる貯金方法を考える

今回の移住が失敗した理由の一つは貯金が0円だった…ですが、世代別貯状況の記事があり読んでいたら、私の年代では約7割が貯金できていて、3割は貯金0円らしいです。貯金の額まで出ていませんでしたが、『あーあ、私はも3割の方だな…』と思ってました。

 

でも、確かに貯金は0円ですが貯蓄(iDeco)があることを忘れてました。久しぶりに口座を見たら私にしては嬉しい額になってました。毎月引かれているのに忘れてしまいますね。

 

貯金や積立NISAなんかは全く続かないのにiDecoは続いているし貯まってます。まーiDecoも何度も引き出したいと思いましたが、60才?65才?までは無理なので、強制的に引かれ、強制的に貯蓄出来ている感じです。

 

そこでふと思ったのが、強制的に貯金できるシステムがあれば私でも貯金できるのかも…と。ずっーっと昔に勤めていた職場で財形貯蓄をしていましたが、その時も積み立てていることすら忘れて生活できてましたからね…。

 

積立貯金、積立NISAに何度も失敗した私ですが、私が貯金(貯蓄)を成功させる鍵は「強制」というキーワードかもしれません。

 

話は変わりますが、今回、旦那の保険を見直さなかったことをとても反省しました。60代ですが保険は県民共済だけで少し後悔しています。今後、保険を変更するかどうかは別として、この機会に保険について勉強したいと思ってました。

 

で、昨日、ゴロゴロしながら強制的に貯金をする方法を調べていて「保険を使った貯蓄」というのを見つけました。以前、保険と貯蓄は分けた方が良いという記事を読んだので、保険を使って貯蓄というは考えたことがありませんでした

 

ただ、もう少し調べてみて、自分にあった方法であれば考えてみるかな…と考えが変わってきました。そこで、保険のことを全般的に調べてみようと考えて本を買いました。

 

 

保険で貯蓄をするかまではまだ決めかねますが、今回の失敗も踏まえて、確実に貯蓄出来る方法を模索していきたいと思います。

起業・副業という言葉に逃げるな私

ノープラン、貯金なしで移住して島暮らしを始め、憧れてた(?)島らしい仕事に就いた私。島らしい仕事というキーワードを重視したため、島の中でも給料が低く、昇給・退職金なしの会社で勤めていました。

 

もともと貯金がなかったので何とかせねば…とは思っていたし、生活費や関西の自宅の諸経費などで、とてもとても手取り13万円では暮らせず、どうしよう???と悩む日々。

 

そこで考えたのが「副業」。本を数冊読み、ネットで検索して、ブログやアフィリエイト、メルカリなどなど…様々なことにチャレンジしました。数日だけ…。少しやっては向いてないとやめ、次の副業を探すってのを続けてました。

 

ブログも無料より有料が良いと書かれていたので、有料サイト?サーバー?とよくわかっていないのに年間契約したり、よくわからないセドリ?転売?のようなことをやってみたり…。あっ、ポイ活もやりました。

 

そして、サラリーマンが起業したら節税になると知り、起業ネタを探してみたり…。節税云々言う前に、それほど税金払ってないから…。

 

結果から言って、もちろんほぼ儲かってません。ほぼっていうのは、ポイ活はクレジットカード作ったり、証券会社の口座開設をしたりで少しだけ儲かりました。でも、これって誰でも儲かる方法だし、続けられないですね。

 

遠い遠い昔の話ですが、20代はめちゃくちゃ仕事を頑張ってて、給料なんか気にもしていなかったのになぜかお金が貯まってました。20代後半いろいろ挫折して、30代は仕事よりお金儲けに走り、投資とかでめちゃくちゃ損して貯金を減らしました。

 

それでも30代はまだマシでしたが、40代に入ってから全てのことに対してやる気がなくなり、ただ働いて給料をもらうだけ。超キツキツな住宅ローン返済計画を立てたことや生活が乱れで全く貯金もできず、ただただ毎月の住宅ローンやクレジットカードの返済に追われていました。

 

普通、お金がもっと欲しい、もって貯めたいと思ったら、給料が上がるように資格を取ったり、昇級を目指したり、もっと給料が良い会社に転職したりしようしませんか???

 

貯金に関しても、生活を改めて無駄な出費をなくすとか、嗜好品をやめるとか、貯金が出来る方法を考えるとかしませんか???

 

なぜ私はお金が欲しいと思ったら投資で一発当てようと思ったり、起業や副業をして儲かろうと考えたりするのでしょうか???なぜ貯金がしたいのに給料が上がった分だけ生活レベルと上げたり、嗜好品がやめられずお金をダラダラ使い続けるのでしょうか???

 

なぜ普通の人と違った方向に思考が向かってしまうのか、自分のことなのに本当に謎です。

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、要は問題から目を背けている、逃げてしまっているんでしょうね…。真剣に自分の状況を考え、対処していたら私のような方向には進みませんもんね…。

 

起業にも副業にも憧れるけど、今は今までの自分の行動を反省し、改善して、前に進むことを真剣に考えましょう。

 

はー、頼むで私。

財産のはずが負動産になりかけた自宅

30代半ばで1600万円で組んだ住宅ローンがようやく終わるタイミングで両親が体調を崩し、住宅ローンも終わるし、まー何とかなるだろうと思い島に移住しました。

 

私は家を売って移住しても良いかな???と思っていましたが、それは旦那からの反対で断念。普通に考えたら嫌ですよね。ようやく自分たちのものになったし、15年間の思い出もありますしね。

 

次に考えたのは賃貸に出すこと。ただ、購入時すでに築15年近かったので、貸すためにはかなりリフォームが必要だし、そんなお金はない…。そして、何といっても全てが無計画だったので、いつ関西に戻るのか?戻らないのか?が分からない状況では貸すことすらできない。

 

仕方がないので空き家の状態で移住しました。管理会社に留守中の家の管理を頼むのか悩みましたけど、これもお金がないので断念。まー、数ヶ月に一回帰って来て家の状態を見たり、庭の管理をすればよいでしょって思ったんですよ…。

 

この考えが本当に甘かった。入社した会社で話を聞くと、休み希望が出せる雰囲気ではなかった…。従業員が数人の会社でしたが、他の部署の方が2連休を取ったら怒られたというのを聞いてヤバい…と。

 

有給が取得できるようになったら連休は大丈夫なのかな???と思ったら、それもあまり良い顔はされないと…。休み希望は分かりませんが、有給取得は従業員の権利ではないのか???と思いましたけど、まー言えませんよね。

 

結局、旦那の友人が時々家や庭の状態を見てくれ、郵便受けに入ったチラシを捨ててくれました。ある日はネットで頼んだ商品を間違って関西の自宅に送ってしまい、私の友人に取りにいってもらったりもしました。

 

本当に本当に申し訳ないですよ…。安易に自宅を空き家にしたまま移住してしまい、周りに迷惑をかけたと思います。

 

空き家になっているのも問題ですが、数ヶ月に一回は帰ろうと思っていたので、水道だけは水漏れが心配だったので止めましたが、電気とガス、インターネット回線はそのままにしてました。

 

これも本当に無駄だったと思います。特にインターネット回線は月5000円弱、年間約6万円ですよ…。

 

この自宅に関しては両親も???と思っていたようで、自宅は売るの?貸さないの?と何度か聞かれました。いつもお金がないないって騒いでいたので不思議に思ったんでしょうね…。そりゃーそうだ。

 

今回、移住に失敗して関西に戻るので、自宅を売ったり賃貸に出さなかったことは結果オーライですが、周りにも迷惑をかけることになったし、無駄なことをしてしまったと反省しています。

 

かなり頑張って住宅ローンを返済して、ようやく自分たちのものになった我が家。空き家のままにしておいたら老朽化も進んだと思うし、もう少しで財産ではなく負債にしてしまうところだったな…と思います。

 

自宅に関しては、老後、2階建ての狭小住宅に住み続けることが可能なのか???という悩みもあります。今後、移住することになった時や老後の生活も考慮して、戸建てからマンションに住み替えるのもありなのかな???

 

旦那ともっと真剣に話し合わないといけないな…。

幻想で決めてはいけない仕事の話

私の島での職探しのキーワードは「島らしい仕事」。島の特産物や民芸品を売ったり、作ったりする仕事に憧れていました。ハローワークでもキーワードを連呼し、給料が安くても島らしい仕事がしたいと言っていた気がします。

 

今考えるとかなり恥ずかしい。ハローワークの担当者も『このおばさん大丈夫か?』と思ったでしょうね…。さすがにハローワークでは言いませんでしたが、新たな商品開発とかできならいいな〜とか思ってたんですよ…。未経験なのに…。本当に頭の中がお花畑でした。

 

実際に島の特産物を加工して売る会社に就職しましたが、『わ〜島らしい!』と思ったのは最初の数日、あとは『使用している食材は島のものでも、仕事自体は(たぶん)都会と変わらないな』と思いました。それに、当然ですが商品開発の仕事もなかったです。

 

島らしい仕事を重視して職探しをしたため、給料低め(手取り13万円台)、有給少なめ、昇給・退職金なし…の会社でした。求人票に書かれていた事なので、会社が悪いわけではなく、完全に自分の責任なんですが、初めて給料明細を貰った時はショックだったし、13万円台で暮らすことは私には無理でした。

 

また、一部の方との関係は良好で楽しく仕事ができましたが、会社(社長)の方針(考え方)とは全く合いませんでした。結局、手術を理由に退職しましたが、もっと考えて就職していたらこんなことにはならなかったし、会社にも迷惑を掛けなかったのに…と反省しています。

 

そんなこんなで、私が仕事探しに失敗した理由、それは現実が見えていなかったことだと思います。本当にあの頃は幻想の中で職探しをしましたからね…。アラフィフですよ…。恥ずかしい限りですよ…。

 

島らしい仕事をしたいというのが悪いことではないとは思いますが、問題はその先ですよね。低賃金でもその仕事内容が好きなら、生活費を抑えて給料内で生活できれば問題ない。

 

起業する志がある方なら、低賃金でも働きながら仕事のノウハウや島の人との接し方、働き方を学ぶことができ勉強になる。実際に前の職場でも数人の方が島で起業したと聞きました。

 

要は島でどう暮らして(生きて)いきたいかですよね…。私は無計画過ぎて、そんな根本的なことも考えず就職してしまいましたからね…。今思えば、私が島に来た理由は体調が悪かった両親の手伝いをするためだったので、仕事内容ではなく、もっと他のことを重視するべきだったな…と思います。

 

はー、終わってしまったことなので仕方がないけど、もう少し考えて就職していたら、こんなに早く関西に戻ることもなかったかもしれませんね…。あー、本当に私はバカだ…。

移住前に見直したい保険の話

これが原因で移住に失敗したわけではありませんが、保険選びというか、見直しに失敗したなーっていうお話です。

 

私たち夫婦は旦那は自営業(数年前に廃業)、私はサラリーマンでした。出会った頃に住宅ローンを利用して家を買いましたが、その頃は給料も安定していたし、旦那のお店もそこそこ収入があると思ってました。

 

それで、少しでも早く住宅ローンを返済したいと思い、金利が安い変動金利+利子が少ない元金均等返済を選びました。二人で返すなら少しくらい返済額が高くても大丈夫だと思ったし、何なら繰り上げ返済もしようと思ってました、あの頃は…。

 

それが…、旦那の店の売り上げが伸びず、思ったように返済できなくなりました。一度、銀行の窓口にも行ってみたけど、返済方法を変更するのは無理と言われてしまい、一時は住宅ローンの返済が私の給料の半分くらいになってまいした(その頃に転職したのも原因ですが…)。

 

前置きが長くなってしまいましたが、それで中年でかつお金がなかった私が選んだ保険が県民共済。保険料が安くて保障も十分だと思ったんです…あの頃は。

 

県民共済は本当に良い保険だと思います。でも、65歳になると保障内容が変わるので微妙…な感じになります。移住前と言うか、旦那が60歳でお店を廃業したタイミングで保険の見直しをもっと真剣に考えておくべきだったと反省しています。

 

今からでも新しい保険に加入するかな…と考えたけど、やっぱり保険料が高くなるし、病気などもあり入りにくくなりますね…。旦那の保険に関しては本当に悩みの種です。でも、今度のことを考えて、ぜひ見直したいと思っています。

 

ちなみに私は県民共済と民間の保険の2種類に入ってます。65歳を過ぎたら県民共済はやめようと思っていますが、それまでに十分な貯金をしないといけませんね…。あー不安。

 

それから、県民共済では県をまたいで引っ越す場合、その県の県民共済に変更しなければいけません。これがね…面倒くさい。私の場合、一度変更しましたが、移住に失敗して関西に戻るので、また元の県民共済に変更しなければいけません。こんな短期間で2回も変更って可能なんですかね???でも、これから手術をする予定があるので、変更できないとなったら本当に困るんです…。あー心配。

 

若いころには考えもしなかったけど、やっぱり年を取ったら病気もするし、保険にお世話になる機会が増えます。若い方ならまだしも、アラフィフくらいで移住を考えるなら、もっと保険について真剣に考えておくべきだったかな…と思います。

 

あー、移住に失敗した理由を考えていたらいっぱい課題が出てきましたね…。でも、ネガティブに考えても仕方がないので、この機会に今後の課題を洗い出し、改善していきたいと思います!

離職前にやるべき健康診断と治療

移住計画をほぼ立てずに島暮らしを始めて大失敗したわけですが、こんな私でも一応退職後の手続きなどについては本を読んで調べていました。本には付箋が貼られていて、真面目に調べていたんだなーって感じです。

 

 

私が読んだのは2023年版ですが、退職前にやることに「健康診断を受ける」がありました。ここにも付箋が貼られていますが、この時は『会社で健康診断はやってるし、取り急ぎ治療することはないかな…』なんて思ってました。旦那も健康診断で指摘された項目はありましたが様子観察で良いと言われていたので大丈夫だろう…と。

 

この時、なぜもっと深く考えなかったのかな???と今になっては思います。健康診断では問題なくても、これって大丈夫かな???と思う症状はありました。旦那は目のぼやけが少しずつ酷くなっていたし、私にも気になる症状がありました。

 

結局、旦那の目のぼやけは白内障で、手術や術後の診察やらで移住が2ヶ月近く遅くなりました。関西での再就職も考えたけど、そのタイミングで父の癌が見つかり、関西からも動けないし、だからと言って移住もすぐにはできない中途半端な時期で、一人でワンワン泣いていたのを覚えています。

 

そして、何とか就職先も見つかり10月に島に行くというタイミングで、今度は私の方が手術が必要かも…言われてしまいました。一年以上前から症状がありましたが、まっ、日常生活には問題ないし大丈夫でしょって思ってたんですよね…。

 

どうして、離職前や有給休暇消化中の暇な時に病院に行こうと思わなかったのかな???病院に行くのが怖かったんでしょうね…。何か言われても困るし。でも、結局、このことが自分の首を絞めてしまいました。

 

関西での受診は難しかったので、紹介所を書いてもらって島の病院を受診。数ヶ月間は経過観察をしていたけど、主治医から早めに手術をした方が安心だよと言われ、島での手術を決心しました。

 

が、ここでもいろいろと問題がありまして、結局、関西で再度病院を探して手術を受けることになりました…。

 

問題というのは、大きな手術ではないけど、全身麻酔になるし、術後経過を観察するために10日以上の入院が必要と言われ、入社して半年しか経っていない職場で長期休暇を取るのが気まずくて退職してしまったこと(本当は仕事が嫌だったのでこのタイミングで辞めたかった…)。

 

辞めなければ有給休暇を取るとか、傷病手当を申請するなどの手段があったけど、それもできない。手術までの間は短期や単発のバイトって生活費を稼ごうと思ったけど、今度は求人がない…。

 

一度だけ元同僚の紹介で野菜磨きのバイトをしたけど、仕事を辞めてからの一ヶ月でできたバイトはそれだけでした。完全に考えが甘かったですね…。田舎で特に単発のアルバイトはほぼ口コミなので、簡単には見つかりませんね。

 

そして、もともと貯金はゼロだったので、ここで『あ…、これ以上ここに住むのは無理だな…。関西に帰ろう』ってなりました。これだけではなく、他にもいっぱい移住に失敗した理由はありますが、これが一番の問題でした。

 

島で再就職???という方法も考えましたが、仕切り直しに一度関西に戻って、お金を貯めてから帰ってくることにしました(また後日書きたいと思いますが、関西には自宅があるので戻ることできます。ただ、この自宅が移住してから悩みの種でもありました…)。

 

移住前には思ってもいなかったことが起こる可能性が高いです。余裕をもって計画しておけば防げることも、直前になればなるほどパニックになり、ドツボにはまります。健康に自信があっても、健康診断はしっかり受け、気になる症状は受診して、早めの治療をお勧めします。

 

あ…、関西で良い病院が見つかるかな…。今更ですが島の主治医に手術をして欲しかった…。本当に残念です。

移住は計画的に!無計画は絶対ダメ!

島暮らし(移住)に失敗して関西に帰る予定ですが、事情があって7月上旬までは島での生活が続きます。あと2週間ほどですが、この期間に今回のことについて振り返ってみようと思います。

 

さて、私は本当に無計画に移住して島暮らしを始めました。移住を決めた時から、一応いろいろ考えていたし(どちらかというと妄想)、なかなか貯金がたまらず焦ってもいました。でも、かなりのんびりしていて、その理由は移住と言っても実家に戻るから…でした。

 

実家だから家はあるし、車も借りればいい、生活費もそれほどかからないし…と思っていました。あの時、『まっ、島に行けば何とかなるか』って考えた私は本当にバカでした。

 

まーそれは置いておいて、2023年3月で職場を退職しまいしたが、3月はまるまる有給消化でした。3月は島の様子を見るために帰る予定でしたが、直前になって飛行機を予約しようとして高すぎて断念。セールをやっていた4月に島に行きました。その4月までの一ヶ月間に何をやったか…、ゴロゴロしてネット見て、島暮らしを妄想していました。もう、すでにここから予定が狂ってましたよ...。

 

そして、4月上旬から社会保険や年金、失業保険の手続きをして、4月中旬に少し島に帰りました。その頃は6月頃に移住しようと言っていましたが、旦那が目のぼやけが酷くなってきたと言い始めて眼科に行ったら白内障…、手術が必要…。白内障の手術って日帰りですが片目ずつなので結局、手術後の診察も含めて2ヶ月近くかかりました。

 

本当に貯金がなかったので、関西で再度就職して、状況が落ち着いてから移住しようかと考えていたら、父に癌が見つかり、検査結果や治療方針を聞くために再度島に戻りました。

 

もともと少し体調が悪かったのに、今度は癌...。私自身もショックで自分の不甲斐なさに毎日、毎日泣きましたね…。高齢だったこともあり、手術は選択せずにホルモン療法開始。薬を飲み始めてから腫瘍マーカーの数値も下がり、落ち込んでいた両親も元気になりました。

 

そうすると、私も気が緩んでしまい、今度こそ生活態度を改め、真面目に移住について計画を立てようと考えていたのに、また楽しい(無意味な)妄想ばかりする毎日に逆戻り。

 

移住をしたら、今までの職種ではなく島らしい仕事をしたいと思っていたので、ハローワークには結構真面目に通い、何だったら島で役に立つ資格でも取った方が良いのかな???と思い職業訓練も考えていました。完全に頭の中がお花畑です。

 

そして、就職先も決まり、10月に島に行くことが決定したら、今度は私が手術が必要かも…と言われてしまいました。その症状には一年ほど前から気が付いていましたが、大丈夫でしょう…と勝手に判断していました。一年前なら働いている間に手術できたかもしれないし、有給消化中に手術してもよかったのに…。結局、手術はせず、島の病院で経過観察をすることになりました。

 

こんなグダグダな状態で移住して島暮らしを始めました。書いていて、自分って本当にダメな人間だな…ってつくづく嫌になります。実際に移住したけど島暮らしに慣れなかったとか、人間関係が嫌になったとか、そういう理由で移住に失敗するならいいんですよ。やってみないと分からないことだし。私の場合、無計画で失敗したって…当り前じゃね???って感じですよね。

 

ダラダラ書いてしまいましたが、そもそも、移住すると決めた段階で計画を立てていれば問題なかった、もしくは回避できたことっていっぱいあるんです。無計画だから行き当たりばったりで無駄に時間とお金を使う。そして、お金がなくなると心の余裕もなくなるから無駄な行動をとって更に時間とお金を使う…。もう、悪循環。不のループですよ。

 

だから、私は自分自身にに声を大にして言いたい。島らしい仕事とか、島で起業したいとか楽しい妄想ばかりするのはやめなさい!それは、島暮らし(移住)に成功してからでも間に合う。まずは現実的に考えて、計画して、実行して下さい!!

 

次に島暮らし(移住)する時はこんな初歩的なことで躓かないぞ!!!