私が島暮らし(移住)に失敗した理由

たった一年弱で島暮らし(移住)に失敗。その理由と改善策についての備忘録。

知らないと損する保険・年金・税金

移住に失敗した私ですが、やって(て)良かったな〜と思うこともあります。無計画、貯金0円で移住に失敗しているので全く説得力がありませんが、失敗したことばかりを書いていると気が滅入るので、良かったことも書いてみたいと思います。

 

お金を貯める才能はゼロですが、お金に関することを調べるのは大好きで、移住を決めてから退職前に読んだ本がこちら。

 

 

退職数ヶ月前に買いましたが、後からもっと早く読み始めても良かったな…と思いました。その理由は、単純に理解するのが難しい…。それと、内容によっては退職までに間に合わないから。

 

私が後悔したことの一つは病気に関すること。離職前に健康診断を受けましょうって書かれていますが、健康診断の結果によっては治療や手術が必要になりますよね。治療や手術は絶対在職中、有給休暇中にやった方がよいです。

 

在職中なら有給を使って入院とか、傷病手当を貰うとか選択肢があります。治療や入院が長引くようなら、移住する時期をずらすという選択もできます。

 

十分な貯金がある方なら別ですが、退職後にやろうと思うとお金がと時間を無駄にします。そして、移住の計画は進まないことに焦ってイライラ、ドキドキしますからね…。

 

私は退職してから旦那の白内障が見つかり手術、私自身も病気が見つかり今後手術予定…。退職前から薄々気が付いていたのに病院に行かずダラダラして、退職後に治療、手術をしましたからね…。はー、これがなかったらね…。

 

さて、逆にやってて(知ってて)良かったなーっと思ったことはタイトルにあるように保険、年金、税金の知識。

 

例えば健康保険。年収によっては国民健康保険と任意継続保険料って全然違うんですよ。私は倍近く差がありました。任意継続保険には上限額があるので、年収や家族構成によっては任意保険が安くなります。ちなみに、国民保険料は市役所に行ったら概算を出してくれました。

 

何となく国民保険の方が安いイメージだったので、今まではずーっと国民保険を選んでました。絶対損していると思います。もっと早く調べたら良かったな…と思います。

 

あとは、雇用保険のこと。失業保険でもらえる金額や期間、早期の再就職でもらえる再就職手当などの制度をあらかじめ知っていると、退職後の移住計画が立てやすいと思います。

 

こちらの本には載っていませんでしたが、ハローワークでは遠方での就職を考えているる人のために、面接などのための交通費や宿泊代を出してくれる広域求職活動費、就職をして引っ越す時にもらえる移転費などがあります。

 

私が行っていたハローワークだけかもしれませんが、この制度を使う人が少ないのか、職員の方もよく分からなかったようでかなり時間がかかりました。結構まとまった金額になるので、遠方に移住を考えているなら絶対に活用した方がよい制度です。

 

今回は私自身も退職して少しゆっくり休みたいという気持ちがあったのであまり考えませんでしたが、今考えたら、すぐに退職せず介護休業という方法もあったのかな…と思っています。

 

その他にもいろいろ為になる情報満載の本でした。私はカラフルな絵が多い本が苦手なのでこちらの本を選びましたが、本屋には退職後の手続きに関する本がたくさんあったので、移住を決めた時に一冊読んでおくことをお勧めします。